夏はお風呂

今日は、週に一度の銭湯の日。

いつもは、サウナを堪能して、体調を整えるのだが、それだけでは「整わず」

高炭酸泉の入浴を、いつも以上に回数を増やして調整。

原因は、ここ最近、冷房を使う回数が増えていて、

ダイレクトにダメージを受けていた。

夏、真っ盛りで、快適に過ごすためには

冷房と冷たい飲み物は必要だが、自分が思っている以上に、

体へのダメージは大きい。

昔の人は、暑い時こそ、暑いお茶。冷たいのもを口にしない知り合いは、

皆さん、年齢に関係なく、冷えとは無関係で、体調も良いとの事。

久々に、やばいと感じ、あらためて、炭酸泉の良さも、実感できたので振り返る。

炭酸泉

炭酸泉の効果

体が芯から温まる

血流アップにより体が芯から温まる。

血流アップで血液サラサラ

お湯に溶け込んだ炭酸が血管を拡げるため、血流が7倍。

血圧はもちろん下がり、血糖値も下げる。

肩こり・腰痛・膝痛等がやわらぐ。

毛髪・心臓・内臓などの体の隅々まで、酸素と栄養が運ばれやすくなる。

お肌スベスベ

軟水の炭酸泉は、お肌にやさしい弱酸性。

炭酸泉の歴史

生理学的効能が研究され始めたのは19世紀後半。
 
特にドイツは、炭酸泉の働きを利用した様々な研究や治療が盛んにおこなわれている。

泉温の低いヨーロッパ地方は、高濃度の炭酸泉が多く湧き出し、古来から「心臓の湯」と呼ばれ

伝統的医療として人々に広く親しまれる。

日本は、江戸時代末期に西洋の温泉医学が入り、それ以降、炭酸泉の研究も進められた。

しかし、炭酸ガスは、高温のお湯に大量に溶けないという性質から、

火山活動が活発な日本では、高濃度に炭酸ガスを含んだ天然の炭酸泉は数が少ない。

長湯温泉(大分県)、花山温泉(和歌山県)泡の湯温泉(山形県)など、

数ヶ所にしか存在はしない。

どうする、炭酸泉

炭酸泉とは

炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のこと。

日本の温泉法では、お湯1リットルに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶けたものが炭酸泉。

1000ppm以上のものを高濃度炭酸泉。濃度が高ければ高いほどその効果は発揮される。

高濃度炭酸泉の装置を買うわけにもいかず、毎日、銭湯って訳にはいかない。

身近なもので対応

入浴剤が一般的、購入時は炭酸ガス濃度(単位ppm)を気にして購入を。

私のお勧めで、構わないって方は 「バブ」「きき湯」。

値段も手ごろ、っていうこともありますが、長年、患者さんに使い効果を実感しているから。

最近は、クエン酸・重曹を使い、自分で作っている方も多いようですが、

自分で体験していないので、紹介は控えます。

今から、と思われますが、

冬に備えて、体のメンテナンスを初めて行かないと、

手遅れになってしまいます。

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