数か月まえからの腕の痛み。
日常生活に支障はない。
『施術をすれば治るだろう』と簡単に考えていた。
イトオテルミー療法には自助施術というものがある。
自分を施術し改善を図る治療法でとても便利である。
しかし、施術はしているのだが、思った以上に効果が出ない。
???
看護師であり、イトオテルミー療法の施術を行っている、
古くからの友人に相談した。
「これはひどいね。筋膜がくっついて隙間がないよ」
友人に施術をしてもらっても、1㎜の隙間も開かない。
上半身、腕、肩周囲の筋膜が引っ付いているのだ。
長年の積み重なった職業病。
医療現場は重労働。
自分より体重の重い人のお世話をしていれば、知らず知らず
姿勢も悪くなり、歪みや硬さも出てくる。
原因がはっきり分かれば、施術をして改善をさせるだけ。
ちょっと、安心。
ここで、重大な問題に気が付く。
なぜ、痛みがでるまで、気が付かなかった・・・という事。
痛みを感じてしまうと、生活に支障が出てくる。
辛くて、何もできなくなってしまう。
無意識に、自分で自分の身体をカバーしながら、動き過ごしていたのだ。
日常生活のスタイルが変わったことで、
心身共に解放され、誤魔化す理由がなくなり、
不調が表に現れてきた。
不健康は自分では気が付かないことも多い。
定期的にメンテナンスを行い、
心身を労わって生活をすることが大切だ。
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