久しぶりに、夜行バスに乗った。
関西から関東までの7時間。
仮眠中に移動で大変助かるのだが、すっかり忘れていた、
エコノミークラス症候群のことを。
災害時の車中泊で話題に上る程度だから、気にしていなかった。
若い時は良いのだが、年齢に比例し、リスクも上がっている事実に。
まさしく、考えるべき問題であった。
さいわい、足指体操をしていたおかげで、
足のむくみと重さ以外の症状は出なかった。
しかし、エコノミークラス症候群は、車中泊だけの問題ではなかった。
日本静脈学会によると、『新型コロナウイルスの感染者は
エコノミークラス症候群の危険が高まることが海外で報告されてきた、
感染者で宿泊療養や自宅療養している人が増加していることで、
頻度は少ないものの、災害時と同じようにエコノミークラス症候群が
増加する可能性がある』と言っている。
メディアは、感染者数やワクチン接種、死亡者数中心の報道ばかりだが、
療養者向けの生活の仕方や注意事項も伝えてほしい。
なぜなら、
厚生労働省の発表では、感染による全国の自宅療養者数は、
9月8日午前0時時点で10万3328人に上っている、とのこと。
10万人以上がリスクを抱えている話になる。
幅広い情報を、報道してもらいたいものだ。
特に、ネットに弱い年齢層の人は、情報が限られている。
特に、高齢者はIT弱者ではないかと想像をしてしまう。
そして、エコノミークラス症候群になりやい条件に当てはまる。
足の筋肉が弱く、少ない。だから、
ふくらはぎがポンプの役割を果たせず、血栓を作ってしまう。
予防をするしかない。
でも、たくさんすることは大変だ。
少しづつ、毎日続けられる対応策。
①足の体操
②水分をこまめに補給する。
情報をたくさん集め、色々、実施するより、
簡単で長続きする方が大切。
ぜひ、試してほしい。
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