やかんに湯を沸かしていた。
ふと、
昔の記憶が蘇る。
幼少期に過ごしていた、祖母の家では、
七輪で湯を沸かしていた。
両親と住む家では、石油ストーブにやかんをのせていた。
どちらも、湯気が常に出ていた。
ゆらゆら、と揺らいでいる蒸気を見ているのが好きだった。
子供のころは、理屈抜きで、心地よい物を求めていた。
そして、
常に身近に存在していた。
波を見なくても、ろうそくを焚かなくても、
こんなところにも、ゆらぎは存在していた。
今では、電気ポットで、あっという間に、お湯はできる。
もったいない。
心の健康に、ゆらぎも、大切なアイテムだから。
もうひとつ。
お湯は、沸騰すればいいって思っている。
残念。
白湯の効果は、知っている人が多いのに、
どんな白湯を作ればいいか、あまり知られていない。
せっかく、飲むなら身体にいいものを使いたい。
科学的に検証もされているのだから、
10分以上は沸騰し続けた、白湯をいただこう。
健康づくりは、
日常の、小さな行動の積み重ね。
コメント