春の日差しは柔らかい。
花粉症で、ちょっと辛い気持ちもあるが、
でも、
庭先をのぞくと、チューリップが芽を出している。
水仙ももうすぐ咲きそうだ。
寒さに負けず、力ずよく、
冷たい土の中で成長をしていると思うと感動さえわく。
視線を上げると、
すっかり人が歩かなくなった道路。
シーンと静まり返り、人の気配さえ感じない。
陽はサンサンと降り注ぐのに、
なぜか寂しさを感じる。
家の中に閉じこもっているのだろう。
コロナ感染、ワクチンの副反応、ウクライナの戦争。
蔓延防止のための政策。
心も身体も冷たくなる情報を、
メディアは放映し続けている。
心身のエネルギーを奪われた人は、
本当の情報を探す気力さえ出ない。
暗い、辛い、不安という無限ループから抜け出せない。
でも、本当は大丈夫。
お日様の光を浴びれば。
花だって、太陽の光がなければ育たない。
人間だって同じ生き物。
太陽の恵みを受け、冷たく、暗い殻を破って、
心地良い春を楽しもう。
元気は自分で作るものだから。
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