片付けの効果
五感
視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚がある。
その中で、視覚は80%を占めている感覚。
目から入ってくる情報は、意識だけではなく、
自分の無意識の部分に入り込んでいる。
その為、片づけてある部屋はストレス値が下がりやすい。
自律神経
若い頃は、副交感神経の働きが高いため、ストレスによって、自律神経が乱れても、
すぐに副交感神経がリカバリーして、自律神経の乱れを調整していた。
しかし、男性は30歳、女性は40歳をめどに、副交感神経の働きが下がるため、
交感神経の反応が過剰に高くなりやすく、リカバリーはされにくくなる。
すると、脳の血流も悪くり、決断力や判断力、行動力も鈍くなり、どんどん億劫になっていく。
適度な運動は、身体の血流を良くし、自律神経を整え、気分転換やストレス発散にも
つながることは分かっているため、片付けも体を動かすチャンスと考える。
片付けが出来ない
心理学から見る
アドラーの心理学「目的論」で、ひも解くと、
人が行動をするときは、「そうすることが自分のためになる」と判断したとき。
「自分のためになること」が目的だから、行動をとる。
片づかないのは「片づかないでいるほうが自分のためになる」と心が判断。
つまり、「今の状態でいるのは、目的がそうさせているから」。
片付けの目的を決めると、動きやすくなる。
エネルギーからみる
部屋の中に物がたくさんあると、物のエネルギーが充満し、疲れる。
「片付ける」と言う言葉は「カタをつける」とも言われ、縁を断ち切ること。
悪いエネルギーを断ち切ることが必要で、スピリチュアル的にも、
「転機が訪れる」「運気が良くなる予兆」と言われている。
余談
物にエネルギー❔となる方に、ざっくりとした話
物理学において「すべてのものは、波動・エネルギーである」と言われ、
ここ100年くらいの間では常識になっているお話。
すべてのものは、原子で成り立ち、原子の中心には原子核、その周りを電子が飛んでいる。
原子核を構成している陽子と中性子、電子、これが素粒子。
素粒子で構成されているすべての物は、エネルギーであると、量子力学の世界では言われる。
この流れから、物にはエネルギーがある、とつながっていく。
ストレス発散
いつもお部屋が整理整頓されていると、充実感が高くなる。
また、片付けをするということは、達成感を感じやすい。
意欲もわきやすくなり、自信を持つこともできる。
外出しにくい今だから、片付けで気分転換をしてほしい。
『 部屋の乱れは心の乱れ 』
ドイツには「人生の半分は整理整頓」ということわざもある。
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