異常気象で秋の味覚も取れなくなってきた

山の中のカフェに行ってきた。

静かな隠れ家的なお店で、ご主人も気さくな方である。

懐かしい草のにおいと共に、コーヒーを飲んでいると

こんな会話が耳に入ってきた。

「これは、食べれるのかい」

『これは食べれるよ、もう生えていた?』

「最近 、生えてるよ。昨年より少し遅いなあ。」

山に生えている、キノコの話である。

自然に囲まれているお店では、

野生のキノコを採って、食べることは普通のことだった。

そして、こんな話もされていた。

異常気象の為に、キノコの採れる種類も減ってきた事。

山の土の温度が上がってしまい、菌が死滅してしまった事。

寂しそうな顔をして、話をされていた。

夏にお邪魔をした時は、昆虫がいなくなった話。

その時も、異常気象の為に、自然破壊が進んでいる話や

生き物に影響が出ている話をされている。

今回は植物の生態系が変化してしまった話。

聞くほどに、ため息がでる。

そして、無力な自分。

自然破壊がどれほど進んでいるか、実感のない人々。

いくらニュースで知っていても、現実の行動が伴わなければ

知っている事にはならない。

頭で知った知識だけでは、役に立たない。

自分の目で見て、生の声を聞くことで、腑に落ちるのではないだろうか。

着々と進んでいる、自然破壊。

あなたは、どう感じますか?

他人事として終わらせて、しまいますか?

私は・・・

やっぱり、シンプルな生活を続けていく事が一番いいかな。

子供の時のように、もったいない精神を忘れずに。

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